朝晩の空気が冷たくなり、季節がゆっくりと秋へ移り変わるころ。「最近、疲れが取れない」「肌が乾燥してゴワつく」――そんな“秋バテ”のような不調を感じていませんか?
実は、秋に起こる体や肌の不調の多くは、冷えと自律神経の乱れが原因。体が冷えることで血流が滞り、代謝が落ち、肌のツヤやハリ、うるおいまで低下してしまうんです。そこで注目したいのが、「温活」と「美容」の深い関わり。体を温めて血の巡りを整えることで、肌の透明感やハリ感を取り戻す効果が期待できます。
この記事では、そんな“秋の温活美容”を手軽に始められるおすすめの温活アイテムを5つご紹介。お風呂で体を温め、香りで心をほぐし、スチームとハーブティーでうるおいを巡らせる――小さな“温めの習慣”が、あなたの肌と心をやさしく満たしてくれます。
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秋は“冷え”から不調が始まる
秋は一日の寒暖差が大きく気圧も不安定なため、体が冷えやすく、自律神経のバランスを崩しやすい季節。冷えによって血行が悪くなると、
- 肌が乾燥しやすい
- くすみが出る
- 疲れが抜けない
といった「秋バテ美容不調」が起きやすくなります。

なぜ“温める”と肌が変わるのか
肌を温めることで、表皮や真皮の血流が促され、酸素や栄養が体のすみずみまで届きやすくなります。これにより、肌の代謝を担うターンオーバーが整い、乾燥やくすみ、ゴワつきといった季節の肌トラブルを防ぐことができます。また、温めることで角質層がやわらかくなり、化粧水や美容液などの保湿成分がより浸透しやすくなるのもポイント。
血行と浸透、この“ダブルの循環”が整うことで、肌は自然な明るさとハリを取り戻していきます。つまり「温める美容」とは、外側だけでなく内側からもうるおいを巡らせるための、肌づくりの土台ケアなのです。
オーガニックコットン ミニハンドタオル&Foo Tokyo バスオイル Dreaming Aroma
秋の温活美容3ステップーおすすめアイテムー
「温める」「整える」「うるおす」
― この3つの流れが、秋の美しさを巡らせる鍵。
1⃣ 体を「温める」
冷えを解消する一番の近道は、
体の内側から温める習慣をつくること。
湯船で“芯から温める”
シャワーで済ませず、38〜40℃のお湯に15分浸かるのが理想。ぬるめのお湯でもゆっくり入ることで副交感神経が優位になり、心身の緊張をほぐし、睡眠の質も高めてくれます。
✓おすすめアイテム
SHIRO SPICE OF LIFE ビネガーバスエッセンス
植物由来の穀物酢をベースに、
ジンジャーやクローブ、ブラックペッパーなどのスパイスをブレンドしたバスエッセンス。お湯に加えると、まろやかな酢の成分が角質をやわらげ、入浴後の肌をすべすべに整えます。
ぬるめのお湯にゆっくり浸かれば、スパイスの香りがふんわりと広がり、体の芯までぽかぽかと温まる感覚に。バスルームいっぱいに広がる、ほんのり甘く温かみのある香りが、心まで深くリラックスさせてくれます。
食で“内側から温める”
✓〈コエサム〉ローズヒップ&ジンジャー ハーブティー ノンカフェイン
ビタミンC豊富なローズヒップに、体を温めるジンジャーをブレンド。自然な酸味とスパイシーな香りが心地よく、飲むたびに体が内側からポカポカに。
抗酸化作用に優れたローズヒップは、肌のくすみや乾燥対策にも◎。お風呂上がりや就寝前にゆっくりと味わえば、リラックスしながら“内側からの美容ケア”が叶います。
2⃣ 自律神経を「整える」
秋は日照時間の減少によって、体内リズムが乱れやすい季節。そんなときこそ、朝と夜のリズムを整えることが大切です。
朝は太陽の光でリセット――起きたらすぐにカーテンを開け、朝日を浴びて体内時計を整える。セロトニンが分泌され、気分も明るくスタートできます。
夜は香りで“スイッチオフ”――寝る1時間前にはスマホを閉じ、アロマや入浴で副交感神経を優位に。ラベンダーやベルガモットの香りで深呼吸すれば、自然と心がほぐれ、睡眠の質も高まります。
”温めて”、”整える”夜の習慣は、「翌朝の肌の透明感」に直結します。
3⃣ スキンケアも「温活」へ
冷えた肌は美容成分の浸透力が下がり、乾燥やくすみを感じやすくなります。温めてから保湿することで、うるおいが角質層まで届きやすくなります。
〈SABON〉フェイスポリッシャー (ラベンダー&バニラ)
洗顔と角質ケアを同時に叶える、SABON人気のフェイススクラブ。細やかなホホバ由来のスクラブが古い角質や汚れをやさしく取り除き、なめらかで透明感のある肌へ整えます。
ラベンダーとバニラが穏やかに香り、気分を落ち着かせてくれる心地よいブレンド。朝のメイク前にも、夜のリラックスタイムにも使いやすい使用感です。洗い上がりはしっとりとしながらもすっきりとしており、肌にうるおいとやわらかさを残します。
フェイススチーマーやホットタオルで温める
蒸気で角質層を柔らかくして、化粧水や美容液の浸透をサポート。血流を促し、“秋くすみ”を防ぐ明るい印象を引き出します。
温感スキンケアをプラスして、ハリ・ツヤUP!
〈YA-MAN TOKYO JAPAN〉フォトスチーマー
ナノサイズの温スチームとLEDフォトケアを組み合わせた、肌をやわらげ整えるスチーマー。温かいスチームが角質層をやわらかくほぐし、後に使うスキンケアの浸透を高めます。
赤・黄・青のLEDライトがそれぞれ異なる波長で肌に働きかけ、赤はハリと弾力、黄はツヤと透明感、青は肌バランスを整えるサポートを。光とスチームの相乗効果で、血行を促しながらいきいきとした肌印象へ導きます。
〈DECORTÉ〉AQ アブソリュート エマルジョン マイクロラディアンス II
化粧水の前に使うことで、肌をほぐし、うるおいの通り道を整える先行乳液。洗顔後すぐになじませることで、乾いてこわばりがちな肌をやわらげ、その後のスキンケアがしっかり届く状態に整えます。ややコクのあるテクスチャーでも、肌にのばすとすっと浸透。植物由来のエモリエント成分がハリと弾力を与えます。
お風呂上がりの温まった肌に使えば、保湿効果がより高まり、しっとりとした弾力を感じる肌へ導きます。
香りで“心の温度”を上げる
肌と同じように、心も“冷え”に影響を受けます。季節の変わり目に感じるだるさや眠りの浅さは、自律神経の乱れが原因のひとつ。そんなときこそ、香りの力を借りて、内側から整える時間をつくりましょう。
香りの刺激は、脳の“感情中枢”といわれる大脳辺縁系に直接届き、副交感神経を整える働きがあります。好きな香りを感じた瞬間に呼吸が深くなり、血流がゆるやかに巡りはじめ、リラックスして大きな安心に包まれます。ラベンダーやベルガモットのようなリラックス系、ジンジャーやローズのような温もり系の香りを生活に取り入れてみましょう。
夜はアロマを焚く、ボディクリームを塗る、ハーブティーを飲む——どんな形でも◎

“温活美容”を続けるコツ
美容も健康も、“続けること”がいちばんの近道。温活も同じで、毎日完璧にやろうとするより、小さな「温め習慣」を生活の中に自然に組み込むことが大切です。
たとえば、
- 朝は一杯の白湯で体をゆっくり目覚めさせる。
- 夜はシャワーで済ませず、38〜40℃の湯船に10分だけ浸かる。
- 肌の乾きを感じたら、スチーマーやホットタオルで温めてから保湿する。
ほんの5分の積み重ねでも、血行が整い、肌のうるおい感やハリに違いが出てきます。続けるコツは、「気持ちいい」と感じる方法を選ぶこと。お気に入りの香りを取り入れたり、温かい飲み物をゆっくり味わう時間をつくったり。義務ではなく、無理なく心がほっとする習慣に変えていくことが、“温活美容”を長く続ける一番の秘訣です。
冷えと乾燥に負けない肌づくり。今こそ“温活美容”を
冷えは、体だけでなく肌と心にも影響します。体を温めることで血がめぐり、自律神経が整い、スキンケアの浸透力まで変わる――それが「秋の温活美容」。
お風呂で体を温め、ハーブティーで内側から巡らせ、スチームで肌を柔らかく整える。今日の5分の美容が、明日の透明肌につながります。
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